使い方

中級者向け 解説2


  1. POSTリクエスト
  2. Cookieの記憶

POSTリクエスト

ここではPOSTリクエストの設定ついて説明をします。

POSTは、よくある「投稿」や「書き込み」、「ログイン」や「決定」といった、
フォームなどを実行した際にリクエストされるメソッドです。


例えば、次のようなフォームがあったとします。



このフォームを実行すると、
題名欄に入力された "subject" と
メッセージ欄に入力された "message" の文字が
"http://example.tld/form" へ送信されます。


これをリクエスト設定するには次のようになります。

4行目の method で POST を指定して、
5行目~8行目では、値を送信する params に、
各値(題名とメッセージ)をそれぞれ param で設定しています。

param の name 属性には、form で使用されている input や textarea の name 属性を設定する事で、 送信したいパラメータを設定できます。

例えば、params を次のように設定をすると、

subjectは 「こんにちは。」
messageは 「今日は良い天気ですね。」
と、URL先のサーバーへ送信することが出来ます!

ここではCookieを記憶する方法をご紹介します。

Cookieとは、サーバーにアクセスした際に、サーバーから個別に配布されるデータです。
これは多くの場合、サーバーが訪れたユーザーを識別する為に使用されたり、
ユーザーがサイトへログインした状態を管理したりする用途に用いられています。

例えば、とあるサイトへログインして、 そのログイン状態を保持したい場合、
HTTP-REQUEST では接続設定に <cookieId> を指定することによって、 Cookieを保存できます。

7行目に注目してください。
cookieId を "save_site_cookie" という名前で指定しています。
これによって、この接続を通してサーバーから受け取ったCookieは、
"save_site_cookie" という名前でアプリケーションに保存されます。
※この "save_site_cookie" の値は一例で、実際は何でも構いません。

この例では、
ログインに成功するとサーバーから "user_session" と "login" という Cookie が渡されます。

保存されたCookieは、
アプリケーションの「設定」にある「すべてのCookieを確認」より確認する事ができます。
UTF-8
※サーバーへ接続して配布され、保存したCookieを確認できます。


次に、保持しているCookieを利用する接続設定を説明します。

Cookieを利用するには、接続設定に利用したい cookieId を指定するだけです!

これは2つの接続で「ログイン」の際にサーバーより配布されたCookieを引き継いで接続します。
10行目と17行目で、「ログイン」を実行した際の cookieId と同じものを設定することによって、
簡単にCookieを引き継ぐ事ができます。

これによって、「マイページ」と「ユーザー設定」の接続は、
先ほど「ログイン」でサーバーより受け取った
"user_session" と "login" の Cookie を送信して接続することが可能になります!

このCookieの引継ぎは、異なる接続ファイルでも可能です。


UTF-8
また、保存されたCookieは、値をコピーしたり、編集することも可能です。